はじめに
子どもにやらせたい習い事と、子ども自身がやってみたい習い事は被らないものです。
小学生がやってみたい習い事ランキングは「1位:動画制作、2位:ダンス、3位:プログラミング」だそうです。
やらせたいこととは違っても、子ども自身がやりたい習い事をやってみるのは、子どもにとって楽しいだけでなく成長する機会にもなります。
今回は小学生がやってみたい習い事について取り上げて、その習い事で得られるメリットや、習い事をすることの効果を解説していきます。
小学生がやってみたい習い事ランキング
株式会社ベネッセコーポレーションの2021年アンケート調査による「小学生が最もしてみたい習い事」ランキング3位までがこちらです。
1位 動画制作
2位 ダンス
3位 プログラミング
この小学生がやってみたい習い事は、「小学生がなりたい職業」の上位と関連しています。
小学生がなりたい職業ランキング
1位 Youtuber
2位 芸能人
4位 ゲームクリエイター、プログラマー
「楽しい」を作り出す職業・習い事が人気を集めているようですね。
コロナ禍でお家で楽しむコンテンツが必要とされたことが、このランキングの結果に繋がったと言えるでしょう。
ちなみに親が習わせたい習い事ランキング上位3位は、水泳、英会話などの語学、プログラミング、となっています。
親としては子どものことを考えて、将来に向けた身体づくりやスキルアップのための学習が人気のようです。
ダンス、プログラミングを習うことのメリットは?
小学生のやってみたい習い事上位3つのうち、ダンスとプログラミングは私たちケーニーズにも教室があります。
ダンスとプログラミング、それぞれの良いところをご紹介しましょう。
ダンスのメリット
最初に挙げたいメリットは、運動としてダンスが優れていることです。
運動としてダンスが優れているポイントは次の3つ。
・有酸素運動になる
・バランスよく筋肉がつく
・楽しんで運動できる
ダンスは音楽に合わせてリズミカルに踊る全身運動です。
ジャンルによって動きの激しさは違いますが、ダンスをすると息が上がり、よい有酸素運動になります。
次に、ダンスでは普段使わない筋肉も使うため、バランスよく筋肉をつけることができます。
その結果、姿勢が良くなったり、均整の取れた身体になる効果が得られます。
しかも、ダンスは「楽しく」続けられる運動です。
筋トレやランニングは続けるのが大変ですが、ダンスは好きな音楽に合わせて楽しく動くので、他の運動より楽しんで取り組みやすい種目です。
さらに、2012年に中学校でダンスが必修化したことで、小学校の指導要領にも「表現運動」としてダンスが組み込まれました。
学校でのダンス教育では「恥ずかしがらず堂々と踊れているか」「自分を表現できているか」「チームメンバーとして、どのような役割を果たしたか」など総合的に評価されます。
必ずしもダンスのうまさがすべてではありません。
しかし習い事としてダンスを経験していれば、自然と堂々と振る舞うようになりますし、表現力も身につきますので、結果として成績評価にも良い影響が期待できます。
なによりも、一つのチームとしてダンスに取り組むと協調性が伸び、自発的に動く積極性も身につきます。
ダンスをする上でコミュニケーションも欠かせないため、自然と社交性も養われます。
協調性、積極性、社会性は学校生活だけでなく、今後の人生にも必要な生きる力です。ダンスはこれらの力を楽しみながら学ぶことができます。
プログラミングのメリット
小学校では2020年度からプログラミング教育が必修となり、各教科の授業でプログラミングに触れます。
具体的な例としては、小学校5年生の算数で「正多角形をプログラムを使って描く」小学校6年生の理科で「電気を無駄なく使うための工夫を考える」という授業を、プログラミングソフトやコンピューターを使って実施しています。
小学校のプログラミング教育は「プログラミング思考」を育てることを目的としており、コードや言語などの「技術」習得よりも、プログラミングで身につく「思考法(考え方)」の習得を目指しています。
プログラミング思考とは、「目的達成のために物事の筋道を考え、段階的に判断する」論理的思考に「効率的で最適な手順を考える」プログラミング的視点が加わったものです。
習い事としてプログラミングを選ぶと、プログラミング思考のコツが掴めるだけでなく、授業で習う以上の「技術」を習得できます。
技術の習得はお子さまの将来にも役立ちますし、プログラミング特有の「論理的かつ効率的で最適な手順を考える」思考は、料理や掃除といった日常の行為や仕事の過程で活きてくる貴重なスキルです。
早い段階でプログラミングに触れることで、単純にプログラミングができるようになるだけではなく、学校の勉強や日常生活にも有効活用できる思考法を身につけることができます。
習い事をすることの効果
・学校以外の友達ができる
習い事では他の学校の生徒や学年の違う生徒と一緒に学び、学校以外の人間関係を作ることができます。
学校や家以外の社会を知るきっかけにもなり、新しい経験もできるでしょう。
学校と家以外のコミュニティーを作ることで、学校や家で悩みがあるときも気持ちが楽になるかもしれません。
・自信がつく
どんな習い事でも目標を設定し、それをクリアすることを目指します。
ダンスだったらこのステップが踏めるようになる、プログラミングだったら基礎的なプログラムを組めるようになる、など、段階ごとに目標を設定して取り組みます。
目標に向かってコツコツ取り組むことができた、そして目標を達成できた、という事実は子どもに確かな自信を与えます。
すぐには目標達成できなくても、昨日の自分を超えることで小さな自信を積み重ね、自分を肯定する感情が生まれます。
もし挫折したとしてもそれは子どもの成長につながる大事な過程です。
習い事をすることで子どもは自信を得て、自分を肯定し、挫折に負けない強い心を養うことができるでしょう。
まとめ
小学生がやってみたい習い事ランキング上位は、動画制作、ダンス、プログラミングなどとなっています。
ダンスは運動として優れているだけでなく、表現力やチームワークを学ぶことができるため、学校生活にもきっと役立つことと思います。
プログラミングは小学校でも取り組まれているだけでなく、今後の人生でも有効活用できる「思考法」を養うことができる習い事です。
ダンスとプログラミングはケーニーズでも習うことができます。
ケーニーズで習うことのできるダンスとプログラミングをご紹介します。
・ダンス
ケーニーズのジュニアダンスチーム「Wings」は「順位よりも、周囲に感動を与え、笑顔にするダンスを踊りたい!」という想いから、チームの協調性を高め、その中でメンバーの個性が引き出せるように取り組んでいます。
体力づくりと共にお子さまの良いところを伸ばし、のびのびと育っていく姿を見守ることができます。
ケーニーズダンス教室はこちら↓ https://kanyes-club.com/programing/
・プログラミング
ケーニーズのプログラミング教室では、学校の授業でも取り入れられている「スクラッチ」を使用したゲーム作成を行っています。
スタッフに教えられるのではなく、サンプル動画を見ながら自分で考え、答えを導き出す指導をしているので、お子さまの思考力を伸ばすことができます。
サンプル通りにできたらオリジナル作品の作成にも挑戦し、お子さまの自主性を育てていきます。
ケーニーズプログラミング教室はこちら↓ https://kanyes-club.com/programing/