お知らせ
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子どもが習い事を辞めたいときの対応は?
2022年3月23日

はじめに

習い事をさせているご家庭で一度は経験するであろう、子どもの「習い事を辞めたい」発言。

親としては続けさせたいけど…子供にとってはどうなんだろう?

ここで辞めさせたら辞めグセがつかないかな?

などなど、疑問や不安が出てくると思います。

今回は習い事をさせる上で避けて通れない「子供が習い事を辞めたがる」ときどうするか、知っておきたいことを紹介します。

 

子どもが「習い事を辞めたい」と言い出す理由

子どもが「習い事を辞めたい」と言い出す理由はそれぞれです。

・一緒にレッスンを受けている子と仲が悪くなった

・先生と相性が悪い

・難易度が上がってついていくのが難しい

・体力的につらい

・ほかにやりたいことができた

・飽きてしまった、楽しくない

など、その子の環境や状況によって違います。

 

まずは子どもに「なぜ辞めたいか」を聞いて、辞めたい理由は何かを探りましょう。

このとき、子どもの話に口を挟まず最後まで聞くことが大切です。

問い詰めてしまうと子どもが本心を隠してしまうことがあるので、じれったく思っても辛抱強く聞きましょう。

「なんとなく行きたくない」という返答の場合、子ども自身もなぜ辞めたいか気づいていない可能性があります。

そんな場合もじっくり話を聞くことが大切です。

話を聞いているうちになぜ辞めたいのかという理由が見えてきますし、子ども自身も自分の意思や気持ちに気づけるようになります。

 

習い事の継続期間によって対応を変えよう

「辞めたい理由」が同じであっても、その習い事を始めて3カ月の子と数年経過した子とでは対応も変わってきます。

 

始めたての場合

始めたばかりの子の場合、すぐに辞めさせるのはちょっと考えた方がよさそうです。

できるだけ続けられるよう親のほうでも工夫して、子どもと一緒に続けられる努力をしてみましょう。

例えば「合わない子がいる」という理由なら、曜日を変えたりクラスを変えたりして調整します。

習いはじめで体力的にきついなら少し休みを入れて、回復したらもう一度チャレンジしてみるといいでしょう。

「思っていた内容と違った」という理由の場合も子どもの気持ちを優先して、ちょっと休憩をとってみると気分が変わるかもしれません。

 

長く続けてきた子の場合

長く続けてきた習い事を辞めたい場合は、よりしっかりと理由を聞く必要があります。

習いはじめのころより深刻な問題が隠れていることがあるからです。

教室内の人間関係であったり、周りの子のほうがレベルが高く自分と比べて苦しい思いをしているかもしれません。

悩みを聞いてあげるだけでも子どもの気持ちが楽になることもあります。

問題が解決しない場合は辞めることも選択肢のひとつです。

もし辞めようということになったら、親子で次の目標について話し合ってみると前向きに辞めることができると思います。

 

この対応はアウト

「習い事を辞めたい」と言い出したとき、なにがなんでも続けさせようと説き伏せたり、ご褒美でその気にさせようとしたりするのは避けた方が無難です。

一方的に「続けなさい」と言われると、子どもの方も意固地になって「絶対やめるぞ!」と思ってしまうものですし、その子によって辞めたい理由もさまざまです。

習い事に行くこと自体がつらくなってしまった子に習い事を強制すると、親への信頼が薄れてしまい、その後の親子関係にも影響してしまう可能性があります。

 

まずは子どもの話を遮らずに最後まで聞き、子どもの話を理解してから判断しましょう。

辞めさせる以外にも「いったん休会する」という選択肢もありますので、子どもの状況に応じて臨機応変に対処していくとベターです。

 

子どもの「辞めたい気持ち」を見極める

子どもの「辞めたい」という思いの強さによっても対応は変わります。

 

「習い事が面倒になってきた」という場合は初期段階。

積極的に辞めたいと思っているというよりは、なんとなくつまらなくなってきたな、という感じです。

子ども自身が強く辞めたいと思っていない状態なので、習い事を始めたころの楽しい気持ちを思い出すような会話をして、子どもの「楽しい」「やりたい」気持ちを刺激してみると前向きになってくるかもしれません。

ときには休ませたりもして様子を見て、子どものやる気を引き出すサポートができるといいですね。

 

「習い事がイヤ」になったら危険信号。

どうしてイヤになったのか、子どもの気持ちをじっくり聞く必要があります。

やりたい気持ちはあるけど、頑張っても思うように結果が出なくて気持ちが揺れているのかもしれません。

その子の努力を認めて、相手を否定せず共感する姿勢を大切にしながら話を聞きましょう。

習い事の進み具合で悩んでいるようなら、教室の先生に相談してみるのも手です。

 

「習い事がつらい」となったら、無理は禁物です。

精神的にも負担になっていて、習い事への意欲も落ちている状態です。

子どもの気持ちを受け止めて、すぐに辞めることも考えましょう。

「一時休会」して子どもの様子を見る、という選択肢もあります。

 

いずれにせよ「いざとなったら辞めてもいい」という考えを常に持っていると、子どもにとっても親にとっても習い事が負担にならずにすみます。

継続は大事ですが、辞めるという選択肢は頭の片隅に置いておくとよいでしょう。

 

「辞めグセがつくから…」と続けさせるのはNG!

何でもすぐに投げ出す子になってほしくない、という親の気持ちもありますが、続けることばかりを重視すると、「自分は途中で投げ出してしまうダメな子だ」といったようなネガティブな感情が残り、子どもの自己肯定感を下げてしまいます。

子どもの可能性を広げるはずの習い事で、学ぶことが嫌いになってしまっては本末転倒です。

挑戦してみてダメでもあまり執着せず、自分に合うものに出会うまでどんどん新しいことを試すことで子どもの好奇心も伸びて良い結果になります。

また、脳が急速に発達中の子どもにとって1年間は大人にとっての5年間に相当するほど長い時間です。

その長い時間をつらい思いをして習い事を続けるのは大変です。

 

習い事を始める際に「ここまでできたらやめる」というゴールを決めて始めると、モチベーションも保ちやすく、辞めたくなったときに辞めるか続けるかの判断もしやすくなります。

最後までやり抜いたという達成感も得られて、自信にもつながります。

子どもに無理をさせることなく、習い事を子どもの成長の助けとして活用できるといいですね。

 

まとめ

子どもが習い事を辞めたくなる理由はその子によって様々で、どのくらいの気持ちで辞めたいと思っているかもケースバイケースです。

しかしどのケースにも共通する対応は「子どもの話をしっかり聞く」ことです。

なぜ辞めたいのか、何を思っているのか、子どもの意思と気持ちを否定せず、ありのままを聞き取ることで対処法も見つかります。

場合によっては一時休会したり辞めたりと臨機応変に対応して、子どもの「学びたい」という気持ちを大事に育てていきましょう。

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